アラキドン酸の過剰摂取には十分注意しよう

免疫機能を調整したり記憶力を向上させたり、また高血圧の予防やコレステロールを下げるといったことなど、実に多くの健康効果が期待できるのがアラキドン酸です。しかし、この重要な成分も、摂取不足に気をつけると同時に、過剰摂取にも十分注意しなければなりません。
では、アラキドン酸を過剰摂取した場合、いったいどのような害が及ぶ可能性があると考えられているのでしょうか。アラキドン酸の過剰摂取によって、私たちの体内には、プロスタグランジンと呼ばれる物質が過剰に分泌されることになります。その結果、生体調整ホルモンが過剰に働くようになり、体の正常な機能がバランスを崩してしまうことになります。
また、アラキドン酸を過剰に摂取すると、皮膚に関する病気を引き起こすリスクが増えてしまうと言われています。たとえば、アトピー性の皮膚炎になったり、アレルギー性の湿疹ができたりすることがあります。さらには、皮膚がんや大腸がんといったがんの病気を発症するリスクさえあると報告されています。
加えて、適度にアラキドン酸を摂取するなら動脈硬化を予防する効果が期待できるということは多くの人に知られた事実です。しかし、過剰に摂取してしまうと、逆に動脈硬化を起こしやすくしてしまうというリスクがあると指摘されています。そのため、不足しないよう意識的に摂取するとともに、過剰に摂取することがないよう、普段の食事に十分の注意を払うことが必要でしょう。